
お店をオープンするにあたって「素敵なお店にしたい」「くつろげる空間にしたい」などさまざまな理想をお持ちの方は多いでしょう。しかし、「実現するためにどうすればいいかわからない」という方は少なくありません。
理想の店舗づくりをしたいなら、まず店舗デザインの基礎知識を知っておくことが大切です。ここでは、知っておきたい3つのポイントをご紹介します。ぜひ参考にしてください。
まず知っておきたいのが、店舗デザインにかかる費用です。
店舗デザインにかかる費用は、大きく分けて「デザイン設計料」と「施工費」の2つです。デザイン設計料とは、図面やパース画を作成する際にかかる費用のこと。施工費とは、実際の工事にかかる費用です。塗装や壁紙の貼り替え、床の貼り替え、インテリア家具や看板制作、電気・ガス工事などが含まれます。
「店舗デザイン.COM」の調査によると、全体の約4割が500万円以下、約7割が1,000万円以下と回答しています※。
ただし、飲食店の内装デザイン費用は物件の状態や依頼する業者によって大きく異なります。このため店舗デザインの費用を検討する場合は、いくつかのデザイン会社で見積もりを取って、比較検討してみるのが良いでしょう。
店舗デザインを依頼する際は、あらかじめお店のコンセプトやターゲットを決めておくのがおすすめです。その上で、インターネットでイメージに合いそうな事例、避けたい事例などをピックアップしておきましょう。
合わせて、画像の何を参考にしたいのか、細かく文字に書き起こしてみてください。「インテリア」「雰囲気」「照明」など項目別に書き出すことで、自分の考えを整理することができます。
実績豊富なデザイン会社なら、漠然としたイメージでも的確に汲み取ってくれますが、あらかじめわかりやすくまとめておけば、さらに理解の解像度が高まり、認識のズレを減らすことができます。デザインの工数が減ることで、設計費を抑えることもできるでしょう。
内装デザイン会社には、①デザインだけ・施工だけを請け負う会社と、②設計デザインから施工まで一貫して請け負う会社があります。
おすすめなのが、デザインから施工まで請け負う会社です。工程をトータルに請け負ってくれる会社なら、中間マージンを抑えられる上、予算全体を考えて設計を行ってくれます。工事中に変更が生じた場合も、コストを抑えてスピーディーに対応してくれるでしょう。
内装デザイン会社を探す際は、費用だけでなく、実績やデザインのテイストなども確認することが大切。会社によって得意分野やデザインテイストが異なるため、過去の事例などを参考に特徴を理解しておきましょう。
中には施主の要望に耳を傾けないデザイナーもいるので要注意。自分の要望やアイディアを聞き入れてくれる会社かどうか、相談時に慎重に見極めてみてください。
和・洋・中レストランなどの広々とした空間、ラーメン店やカフェ等のコンパクトな空間、立ち飲みバーなどの限られた空間とそれぞれの規模感や業種を得意とする店舗デザイン会社を厳選しました。
タクトデザイン
工房
武市ウインド
名古屋
エイトデザイン
※参照元:タクトデザイン工房公式HP(https://www.takt-design.net/)
編集チーム調べ。「店舗デザイン 名古屋」とGoogle検索し、表示される26社のうち施工実績が最多(2024年10月30日調査時点)