
店舗づくりをする際は、インテリアデザインも重要なポイントです。ここでは、インテリアデザインで気をつけたい3つのポイントについて解説します。新規オープンやリニューアルを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
「素敵な外観!と思って入ったのに、中は意外と普通だった…」「雰囲気が落ち着かなくてすぐに出てきてしまった」なんて経験はありませんか?店舗のインテリアは、集客や売上を左右する重要なポイントです。
おしゃれな空間は、インテリアのテイストが統一されています。シンプルテイスト、モダンテイスト、アジアンテイスト、北欧テイスト、ラグジュアリーテイストなど、さまざまなテイストがあるため、どれか一つを選ぶことで統一感を出すことができます。
大切なのは、まずはお店のコンセプトを決めること。「どんなお客様に来て欲しいか」「どんなふうに過ごして欲しいか」、ターゲット層や利用シーンなどを細かく想定してみましょう。
コンセプトとテイストが決まったら、それに合わせてインテリアを選びます。家具、照明、ファブリック、時計、グリーンやオブジェなどを効果的に配置することで、統一感のあるオシャレな店内を実現することができるでしょう。
どんなにオシャレな店舗でも、「他のお客さんとの距離が近すぎて落ち着かない」「待合やトイレが狭すぎてお客さんが溢れている」といった状況では、リピーターにつながりません。
店舗にインテリアを置く際は、動線を意識することが大切です。まずはスタッフの動線。スタッフが注文を取りやすい、料理を運びやすい店内では、作業効率がアップして売り上げや顧客満足度にも良い影響を与えます。できるだけ動線を短くして、お客様の動線と交差しないように気をつけましょう。
反対に、お客様の動線はできるだけ長くするのがおすすめです。例えばアパレルショップでは、お客様が店舗を隅々まで歩き、商品を見て触れることで、購買率が高まります。ただし、動線が長すぎる・複雑すぎると、お客様が不快感を感じる可能性があるため注意しましょう。
店舗では陳列棚やレジ台、カウンターや厨房設備などが必要不可欠です。オシャレな店舗では、こうした什器・設備を単なる設備ととらえず、「お店のイメージやコンセプトを表現するアイテム」として重視しています。
鮮やかで目を引くデザイン、商品を魅力的に見せる色、店舗やブランドイメージにあった什器などをバランスよく配置してください。インテリアの一部として選ぶことで、店内に統一感を出すことが可能です。また、什器へのこだわりが、高級感や満足感などにもつながります。
店舗什器は、専門店やインターネットなどで購入できますが、おすすめなのは、什器や家具の手配まで行っている店舗デザイン会社に相談することです。デザインはもちろん、サイズや機能性などにも配慮した什器を提案してくれます。
名古屋は観光地でありながらオフィス街でもあり、区などのエリアによって好まれるインテリアも変わってきます。例えば、熱田神宮を中心とした歴史的な地域である熱田区や武家屋敷や伝統的建築が残る高級住宅街の東区白壁・主税町周辺では、和のテイストを取り入れた建物が多い傾向にあります。
一方、ビジネスや交通の中心と言える中村区や名駅・栄などのエリアでは、都会的なモダンテイストの店舗が立ち並びます。多くのビジネスパーソンや観光客のニーズに合うよに効率的でスタイリッシュな建物が多く、コンパクトながらも機能性の高い空間設計が求められます。
店舗づくりをする際は、まずお店のコンセプトを決め、動線や名古屋ならではの地域性にも配慮しつつ統一感のあるインテリアを目指しましょう。どんなインテリアを選ぶかによって、店舗の印象や売り上げが大きく変わります。
「どうすればいいか分からない」という方は、店舗デザイン会社に相談してみるのがおすすめ。丁寧にヒアリングを重ねながら、頭で思い描いているプランを具現化してくれます。
和・洋・中レストランなどの広々とした空間、ラーメン店やカフェ等のコンパクトな空間、立ち飲みバーなどの限られた空間とそれぞれの規模感や業種を得意とする店舗デザイン会社を厳選しました。
タクトデザイン
工房
武市ウインド
名古屋
エイトデザイン
※参照元:タクトデザイン工房公式HP(https://www.takt-design.net/)
編集チーム調べ。「店舗デザイン 名古屋」とGoogle検索し、表示される26社のうち施工実績が最多(2024年10月30日調査時点)